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女子プロゴルファーとラウンド!

初めてのゴルフ会員権。メリットやデメリットを抑えておこう!

初めてのゴルフ会員権。メリットやデメリットを抑えておこう!

ゴルフ好きなら、持っておいて損はない会員権。

「持っていることがお得なのは知っているが、具体的なことはよくわからない」
「デメリットがあると聞いたことがあるがよく知らない」
この記事では、ゴルフ会員権の購入を初めて検討される方向けに、メリットとデメリットの他、会員権の種類や購入方法などあらゆることについてご紹介しています。

ゴルフ会員権1

ゴルフ会員権とは! ~会員向けのサービスが受けられる権利のこと

ゴルフ場の会員は、「メンバー」と呼ばれます。
ゴルフ場の会員権を持っていると、そのゴルフ場が会員向けに行っている様々な特典を得られ、気持ちよくゴルフが楽しめます。
その一つが、メンバーシップコースを利用できること。
ゴルフ場には、お金を払えば誰でもプレーができるパブリックコース(ビジターコース)と、メンバーだけがプレーできるメンバーシップコースの2つのコースがあるが一般的なのです。

メンバーシップコースは、基本的に会員権を持つ方しか利用できません。
ただ、ゴルフ場によっては、メンバーが同伴すれば、会員でなくてもプレーができたり、メンバーが優先されるが、一般の人もプレーできるところもあります。
ただ、「メンバーシップコースは、土日・祝日はメンバー限定」を謳うゴルフ場ほど、高級で超有名ゴルフ場であることが多く、会員権相場も高額。
メンバーにも、各界の著名人や実業家が名を連ねている場合が多いのが特徴です。

会員権を持つと受けられる5つのサービス

ゴルフ場の会員権を持つと、主に以下の5つの特典があるのが一般的です。

優先的に予約が取れる

会員権を持つ(メンバーになる)と、プレーの予約を優先的に取ることができるようになります。
つまり、週末やハイシーズンなど予約が取りにくい時期でも、メンバーなら優先的に予約が取れるというわけです。
ゴルフ場によっては、メンバーなら数日前や当日の予約、或いは予約なしでも優先的にプレーをさせてもらえるので、天候や体調優先でプレー日を決めることができるのが嬉しいですね。

ラウンドするメンバーが揃わなくても大丈夫。
ゴルフ場側で、その日に来る予定の他のメンバープレイヤーと同じ組でラウンドできるよう調整してくれます。
つまり、急きょ時間ができたので、ゴルフをしに1人でゴルフ場に来てみた、というケースでもメンバーなら柔軟に対応してもらえることが期待できるのです。

ゴルフ場が開催する定例会(競技会)に参加ができる

ゴルフ場では、毎月、定期的に月例競技やクラブ競技会を開催しています。
また、研修会への参加などでゴルフ技術を磨けるだけでなく、プレー技術の向上心の高いメンバーと交流しながら研鑽できるのも、ゴルフ好きな方には大きな魅力でしょう。

競技会や研修会は、会員権を持つメンバーだけに参加の権利があります。
こうしたイベントは定期的にゴルフ場が発行する会報にも載りますので、優勝するとご希望によりお名前やお写真も掲載されます。
ゴルフは生涯を通じてプレーし続けられる、数少ないスポーツのひとつ。

メンバーになることは、ゴルフを長く続けていくうえで大きなモチベーションになることは間違いありません。
同じくゴルフ好きの他のメンバーとも定期的に交流することで上達も早くなりますし、人脈も広がっていくので、ゴルフだけではなく今までにない充実した人生を味わうことが期待できるでしょう。

プレー料金が安くなる

メンバーは、メンバー料金でプレーができます。

料金はゴルフ場によりますが、ビジター料金の二分の一~三分の一くらいです。

ありがたいのがハイシーズン中の土日・祝日。
この時期、ビジターはゴルフ場の利用に2~3万円くらいかかるところを、メンバーならハイシーズン中の土日・祝日であってもメンバー価格でお得にプレーが可能になるのは嬉しいですね。
特に頻繁にプレーする方には、メンバーになっておいた方が会員権の購入費用を上回るメリットが期待できるでしょう。

ハンディキャップの取得ができる

メンバーは、オフィシャルハンディキャップを取得できます。

これは、今現在の自身のゴルフのレベルがどのくらいなのかを公式に認定してもらえるということ。
自身のレベルが客観的にわかれば、上達へのモチベーションにもつながりますよね。
なお、このオフィシャルハンディキャップを取得すると、ゴルフ場のメンバーズボードにお名前が刻まれます。
これにより、ゴルフ場が主催する月例競技会やクラブ競技会だけでなく、クラブ対抗戦や地区オープン、アマチュアトップレベルの大会にもエントリーすることができるようになりますので、プレーの幅が今まで以上に広がり、ゴルフライフが桁違いに充実していくのを実感できることでしょう。

ゴルフ会員権が資産となる

ゴルフ会員権は、資産です。
購入したら終わりというわけではなく、株式や不動産と同じように売却することで資金を得ることができるのです。
例えば、会員権を持ってはいるけれど、高齢になり、ゴルフ場に行く頻度が減ったので売却したい。転勤などで、そのゴルフ場へのアクセスが遠くなるので売却したいなど。ゴルフ会員権市場では、様々な事情で日々売買が行われており、会員権は換金性の高い金融商品なのです。

つまり、他の給与所得と所得が相殺されるので、税制面での優遇にもつながるのです。

実際、昨今はゴルフ人口が増加に転じており、会員権相場も高騰しています。

ゴルフを楽しみつつ、資産価値もあるゴルフ会員権。
世間の注目度が再び高まってきているのはうなずけますね。

4つのデメリットも知っておこう

どんなものにもメリットがあればデメリットもあるもの。
ゴルフ会員権についてもデメリット面を抑えておき、後悔のない買い物をしたいものですよね。

初期費用や維持費など、かかる費用は5種類

ゴルフ会員権は購入費用だけでOKかというとそうではなく、初期費用、そして維持費などが発生します。
まずは購入にかかわる費用を見ていきましょう。

かかる費用は4種類です。

●会員権の取得費用

  • 名義書換料
  • 入会預託金(名門コースでは必要になるケースが多いです)
  • 年会費
  • 仲介手数料

これらの費用は、ゴルフ場によって異なります。
いずれもそれなりの金額がかかりますので、費用に見合うゴルフ場かどうか、購入前にしっかり検討しましょう。

他のゴルフ場に会員権を移行できないことがある

ゴルフ会員権は、そのゴルフ場に足しげく通えるよう、お住まいからアクセスのよいゴルフ場のものを購入するのがおすすめ。
しかし、転勤や引越しなどでそのゴルフ場から足が遠のいてしまうと、無駄になってしまう可能性があるのです。


それでも、日本全国にゴルフ場を展開しているPGMなどの系列コースなら、もし引越し先のエリアにゴルフ場があれば、会員権を移行させられることがあります。
しかし単独運営のゴルフ場ではそうはいかないため、売却を考えた方がよいでしょう。

また、ゴルフ会員権は買い易く売り難い傾向があるため、売却時には、希望の価格では売れない可能性もあります。

ゴルフに通わないとムダになる

ゴルフ会員権を取得したら、定期的にプレーするようにしないと費用がムダになってしまいます。
せっかく予約が取りやすい上、プレー費用も安くなりますので、ゴルフ場に通うようにするのがおすすめ。
月齢競技会や研修会にもマメに参加し、どんどん上達を目指しましょう。

なお、会員権取得後はランニングコストとして毎年、年会費が派生します。
プレー回数が少ない方や、公式の競技会に出る予定がない方、オフィシャルハンディキャップは不要という方は、ゴルフ会員権の購入は再検討した方がよいでしょう。

会員権の価値は変動する

ゴルフ会員権には資産価値があります。

しかし、株などと同じように価値が変動することがあり、例えばバブル崩壊時には、その影響を受けてゴルフ会員権の価値も下がりました。
このように、会員権の相場は景気などの影響を受けることがあります。

現在はどうかというと、コロナ禍で密を避けて屋外でプレーするゴルフは人気が高まっており、地域によってはゴルフ会員権の価格がコロナ前の倍以上になっているところもあるようです。
ただ、ゴルフ会員権を投資用の資産として考えている方は、現在は少なく、あくまでも上達やゴルフライフの充実のために購入するのが一般的です。

ゴルフ場選びの4つのポイント

さて、実際にどこのゴルフ場の会員権を購入するか、どんな点に注目して選ぶとよいのでしょうか。
ここでは4つのポイントをご紹介します。

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立地やアクセス

せっかく会意権を取得したなら、通わないと年会費などがムダになってしまいます。
そうならないためにも、住まいから近い、あるいは駅やインターから近いか、遠くてもクラブバスが何本も出ているかなど、通いやすいゴルフ場かどうかをチェックするとよいでしょう。

実際、都心や市街地から車や電車でのアクセスがよいゴルフ場ほど人気があります。

コースなど、施設の充実

実際にラウンドしてみるなどして、コースレイアウトが自分のレベルに合っているかはもちろん、環境や景観が自分好みかどうかという点も見ておくとよいでしょう。
また、コースやハウス施設の水準、メンテナンスや清掃が行き届いているかもチェックし、レストランのメニューが自分好みかどうかも大切なチェックポイントです。

経営内容と運営

後述しますが、会員権の種類は4つあり、預託金制の会員権を取得するのが一般的です。
預託金制では、一定の金額をゴルフ場に預けます。
そのため、ゴルフ場の経営が安定しているかについてもチェックしておきたいもの。

経営情報が開示されている場合は確認し、プレーフィーやレストランのメニューの料金設定が適切かどうかなどもゴルフ場選びの上で重要なポイントになるでしょう。

クラブ運営とサービス

ゴルフが好きだからこその会員権。
楽しくゴルフを続けていくためにも、定期的に競技会があったり、メンバー同士の親睦会が頻繁にあり、充実したゴルフライフがおくれそうなゴルフ場を選びたいですよね。
他にも、メンバーの数や質、そしてゴルフ場がメンバーを大切にしてくれる運営がなされているかも確認するとよいでしょう。
ゴルフ場によっては、メンバーよりもプレーフィーの高いビジターの方を優遇するところもあるからです。
brその他、ゴルフ場の従業員の接客態度や教育が行き届いているかも重要なポイントですね。

ゴルフ会員権種類は4タイプ

ゴルフ会員権には、どのようなかたちで会員になるかで4つのタイプに分けられます。

預託金制

会員(メンバー)がゴルフ場を経営する会社に対して、一定額の預託金を預けることで会員になるタイプです。
現在の多くのゴルフ場では、この預託金制を採用しています。

ゴルフ場の経営会社は、メンバーから預かった預託金をゴルフ場の運営に充てます。
元来はゴルフ場をつくるときの資金集めとして始まった形式で、預託金を預けることでゴルフ場の施設を優先的に利用できる権利と、預託金の返還を請求する権利が生まれます。
預託金には利子は付かず、一定期間は据え置かれますが、返還時には元金が保証されています。
(但し、ゴルフ場が倒産するなどして法的整理される場合は、その限りではありません)

なお、この預託金には消費税はかからないのですが、会員権の譲渡については課税の対象です。
また、預託金制の場合、クラブの運営には参画できますが、経営にはタッチできません。

プレー権

預託金が100%カットされ、額面金額のないゴルフ場の利用のみの権利を有する会員権です。
預託金返還請求権がなく、プレーの権利のみがあることから一般的に「プレー権」と呼ばれ、最近はこのプレー権を販売するゴルフ場が増えてきています。

株主優待制

メンバーがゴルフ場の運営会社に対して、株主として出資するタイプです。

運営会社の株主総会に出席することができ、議決権を行使できます。
ゴルフ場の資産はメンバーの資産でもあるため、クラブの解散時にはゴルフ場が持つ資産を持ち株比率により分配を受ける権利も持っています。
このように資産と権利が明確なので評価の高いゴルフ会員権で、名門コースには株主制優待制のコースが多く見受けられます。
しかし、このタイプの会員権は親族間などでの譲渡がほとんどで、市場に出回ることは稀です。

また、この会員権を譲渡されたら手続きなしでゴルフ場のメンバーになれる、というわけではない点に注意が必要です。
ゴルフ場のメンバーになるには、他のタイプの会員権と同様に別途入会手続きを行う必要があります。

社団法人制

ゴルフと体育振興を目的として設立された法人で、東京GC・我孫子GC・霞ヶ関CC・廣野GCなど、由緒正しい名門コースが多いのが特長。
ゴルフ場のメンバーが社団法人の社員としてゴルフ場の運営を行います。

ただ、利益追求を目的とせず、あくまでもゴルフを楽しむのが目的の公益法人なので、会員権は一代限り、または直系の方のみが継承できることになっています。
歴史のある名門コースで採用されていることが多く、数はかなり少ないといえるでしょう。

現在では新規の社団法人の設立は認可されていないため、既存の会員権が市場に出ることはほとんどありません。

ゴルフ会員権種別は4つ

会員権には、どのタイミングでプレーに行くかなどで3つの種別に分類されます。

正会員権

ゴルフ場が定休日以外の日ならどの日でも、メンバー料金でプレーできる権利です。

週末や連休などしかゴルフができない方には、こちらがおすすめ。
正会員は、ゴルフ場が開催する全ての競技会への参加ができます。
ゴルフ場のメンバーで一番多いのがこの正会員で市場での流通性も高いです。
ゴルフ場によっては、正会員権を持つメンバーになると、ゴルフ場の運営に理事や委員として携わることもできます。

平日会員権

ゴルフ場の定休日、週末や祝日を除く平日のみ、メンバー料金でプレーできます。
ゴルフ場によっては土曜日も含めているところもあり、そのタイプの平日会員権の方が流通性はあります。
相場は正会員の40~50%程度と、正会員より費用が安いのが特徴。
ゴルフ場によっては「準会員権」や「週日会員権」と呼んでいることもあります。

平日でもプレー出来る方におすすめです。
なお、平日会員の場合は、ゴルフ場が開催する競技会のうち平日開催のものに参加ができます。

週日会員権

平日会員権と似ていますが、こちらは完全に月~金曜のみの週日にプレーができるタイプの会員権です。

(月曜日が定休日の場合には祝日を除く火~金曜のみプレー可能)

平日にお休みが取れる人や主婦など、特定の方向けの会員権となるため、相場は正会員の30~40%と割安です。

婦人(女性)会員権

ゴルフ場によっては女性会員数に枠を設けて制限している場合に適用される会員権です。
女性用の施設(浴室等)に制限があるコースでは婦人会員権を制定しているところがあります。
正会員権と同じように、ゴルフ場の定休日以外ならどの日でもプレーが可能で、ゴルフ場が開催する競技会すべてに参加ができます。

なお、婦人会員権は女性から女性にのみ譲渡が許されているため、正会員より価格が20~50%ほど高くなることもあります。

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会員権の登録は2種類個人会員と法人会員

会員権の登録には、個人で入会する個人会員と、企業が接待用などのために会社の資産として保有する法人会員とがあります。
法人会員として登録する場合、1名記名登録を採用しているゴルフ場の方が多いです。
この場合、会員権の券面に登録された記名者本人だけがメンバー扱いになるというもの。

中には2名記名式のゴルフ場もありますが、この場合、売却する際は別々に売却することが出来ず、同時に売買しなければならないケースもあるため、注意が必要です。
また、無記名法人会員権と言って、その企業の社員なら誰でもメンバーとしてプレーができるという会員権も存在します。

会員権の相場は50~300万円ほど

さて、ゴルフ会員権の様々なタイプや種別を見てきましたが、その価格も気になるところ。
株式などと同じように、会員権の相場は需要と供給で決まるもので、日々変動しています。

価格はゴルフ場によって異なりますが、最近ではどのゴルフ会員権も上昇傾向にあります。

ただ、バブル期のように投資目的で売買するのは稀です。
あくまでもプレーを楽しみたいという方の購入が圧倒的ですので、ゴルフ場の立地条件や経営状態、施設やゴルフコースの充実ぶり、メンバー数や質などが相場を決める要素になってきています。

相場は50~300万円ほど

昨年度2021年の関東圏のゴルフ会員権の年間平均価格は、202.1万円でした。
高額のものはやはり首都圏に集中し、最高額の会員権は都内の小金井カントリー倶楽部。
そこの会員権は一時、4億円の値がついたこともあるのです。

他に、ゴルフコースが拡充されたり、クラブハウスなどの施設がアップグレードされたばかりのタイミングで、価格が大きく変動することがあります。

総じて関東や近畿など都心からアクセスのよいゴルフ場の会員権売買は活発に行われるため相場が安定していますが、地方で遠方のゴルフ場は相場が下がる傾向にあります。
特に場所や施設にこだわらないのであれば10万円前後のものも存在しますので、探してみるとよいでしょう。

相場は景気や季節に影響されて変動することも

会員権の相場は、やはり景気がよいときには価格は上昇傾向になります。
景気がよいと金銭的にも時間的にも余裕が生まれ、プレーをする人が増えてゴルフ場の利用率も上がるからでしょう。

反対に景気が悪くなると、ゴルフ会員権の相場も低迷する可能性が高まります。

また、季節や時期も相場に影響してくると言われています。
特に、ゴルフシーズンと呼ばれる「春」。
多くのゴルフ場では会員権の年会費の支払い時期が3月から4月に設定されているため、この時期に会員権の売買が増えること、また季節柄、晴れる確率が高くゴルフ日和が多い時期でもあるため、毎年春先には相場も大きな変動が見られます。

年会費の相場は、3~6万円

ゴルフ会員権を取得すると、毎年年会費が発生します。

中には年会費無料というゴルフ場もありますが、多くの場合、年会費の相場は3~6万円ほどです。
プレー費用を安くすることが目的の方は、年間のプレー回数とビジター料金との差額を考え、年会費よりも大きくなってしまうかどうかを考えてみるとよいでしょう。

名義書換料0~100万円

ゴルフ会員権は、購入費や年会費の他、名義書換料も発生します。
これは、取得した会員権を自分名義に書き換える費用で、ゴルフ場に支払うことになります。

費用はゴルフ場によって異なり、10万円程度から、100万円以上するところもあるなどばらつきがあります。

その他の費用

会員権によっては、購入費、年会費、名義書換料の他に、預託金が必要です。

預託金は、入会時にゴルフ場に預け入れる費用のこと。
金額はゴルフ場によって異なりますので、入会前に確認しましょう。
ももちろん退会する際は返還されます。
また、会員権の購入を仲介業者に依頼した場合は、手数料も発生することがあります。
仲介手数料は、会員権代金の2%もしくは5.5万円(税込)のどちらから高い方のところが多いようです。

ゴルフ会員権には、期間や期限がない

一般的に、どのゴルフ場の会員権も、利用できる期限や期間は設定されていません。
半永久的にメンバーとして利用可能です。

なお、預託金については、ゴルフ場が予め設定している据え置き期間中は退会しても預託金は返還されませんので、会員権を使わなくなった場合には一般市場で売却する必要があります。
据え置き期間はゴルフ場によって異なり、5~15年くらいが一般的です。

会員権を売買する2つの方法

ゴルフ会員権は、資産として売買できます。
売買については、方法は主に2つあり、例えば購入の場合は、ゴルフ場から直接購入する方法がひとつ。
これは、メンバーになりたいゴルフ場が明確に決まっている方におすすめの方法で、手数料も発生しません。

ただ、ゴルフ場側でメンバーを常時募集しているわけではないため、募集のタイミングを自分でマメにチェックする必要があり、手間や時間がかかるというデメリットがあります。

もう一つが、会員権取引会社とよばれる専門の仲介業者に依頼する方法で、こちらの方が一般的です。
この場合、業者が取り扱うたくさんのゴルフ会員権売買情報から、条件や都合が自分に合ったものを見つけるだけなので簡単です。
売買に伴う様々な手続きも、その多くは代行してもらえるのです。

もちろん手数料は発生しますが、多くのゴルフ場の情報も得られますし、購入だけではなく売却の方でも効率よく進めることができるのは助かりますね。
なお、募集中の会員権を購入する場合は、会員権取引会社から購入しても手数料は発生しませんので、気軽に相談すると良いでしょう。

会員権取引業者の選定ポイント

先にも記載しましたが、ゴルフ会員権の売買は、売主と買主間の金額交渉や入会手続きなど、繁雑な手続きが伴うため、専門の会員権取引会社(ゴルフ会員権業者)に依頼してすべて任せてしまうのが一般的です。
ゴルフ会員権の取引会社はたくさん存在しますので、ここではその選定ポイントをご紹介します。

まず、取引実績が豊富なところを選ぶこと。
会員権の相場は日々変動しており、リアルタイムで市場の動向を把握できる確かな目を持つ業者を選ぶ必要があります。
ゴルフ会員権取引の実績数が多いところは、幅広いノウハウを持っていることが期待できます。
さらに、親身にお客様のコンサルティングをしてくれるところなら安心して取引を任せられますね。

また、関東ゴルフ会員権取引業協同組合に加盟している会社の方が信頼できますので、確認するとよいでしょう。
会員権業者を選ぶ際には経営者の顔が見える会社がおすすめです。会社概要などに顔写真やプロフィールを載せているところは信頼がおけると考えてよいでしょう。
なお、比較検討のためとして、複数の業者に同じ会員権の売買を注文する、という行為は避けましょう。
その場合、市場に同一物件が複数登録されてしまい、会員権の相場に混乱を招きます。
出来る限り信頼できる1社にしぼって正式な注文を出すようにしましょう。

会員権取引のルール

会員権の売買には、一定のルールがあります。
まず、一度締結した売買約定は、原則としてキャンセルができないということは覚えておきましょう。
(やむを得ずキャンセルする場合には、キャンセルフィーがかかるケースがあります)

また、取引は必ず現金か銀行振り込み、預金小切手により、同時履行で行うことが原則です。
なお、名義書換料は、入会者側が負担することになっています。
コースのルールにより、年会費は入会者と売却者(退会者)双方の負担になっています。
その他、ゴルフ場によっても取引ルールが多少異なってくることもありますので、ご自身で確認するか、会員権取引業者を利用している場合は相談するとよいでしょう。

購入にはローンも活用できる

高価格帯の会員権の購入では、現金の他、現金と組み合わせてゴルフ会員権購入ローンを活用する、という方法もあります。
会員権取引業者は、多くの場合ローンについて提携しているクレジット会社がありますので、相談してみるとよいでしょう。

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購入してからプレーできるまでにかかる期間

会員権を購入したら、その当日からプレーできるわけではありません。
プレー可能になるまでの期間は、ゴルフ場によって異なります。

通常、会員権を取得した後には、書類提出と名義書換料の支払いなど様々な手続きが待っています。
ゴルフ場によっては、この名義書換料を支払った段階(当日)から会員としてのプレーが可能というところもありますが、会員権相場が高い傾向にある名門ゴルフ場ほど、購入からプレーが可能になるまでの期間が長い傾向があります。

中には、書類提出→面接→同伴プレー→クラブハウス内への経歴書の掲示→理事会の承認といった手続きを踏み、約2~3ヶ月程度を要することも。

購入時に、プレーが可能になるまでの期間も確認しておくとよいでしょう。

会員権と税金について

ここでは、ゴルフ会員権の資産としての価値や、税金についてご説明しています。

会員権は有価証券ではない

ゴルフ会員権は、メンバーとゴルフ場との間だけで有効な権利証券です。
つまり資産価値はありますが、法律上では株式や手形のような有価証券ではないということ。

そのため、名義書換をしない限り、第三者の手に渡っても何の価値もないのです。
しかし、金融市場では、有価証券に準じたものとして流通します。

預託金の償還について

先にも述べましたが、ゴルフ会員権の多くは預託金制を採用しています。
これは、メンバーは入会時にゴルフ場を経営する会社に対して一定額の預託金を預け、ゴルフ場はこの預託金を運営に充てることがでるというもの。
この預託金は、一定期間はゴルフ場側に据え置かれるのが一般的です。

その期限が過ぎ、メンバーから返還請求があると、ゴルフ場は入会金を除く券面記載の預かり金を返還してくれます。
ただし、預託金の返還をもってメンバーはそのゴルフ場の会員資格を失うことになります。
譲渡可能なゴルフ場の会員権の場合は、市場相場が額面より高いなら市場で売却するのがおすすめです。

なお、ゴルフ場が倒産してしまった場合、この預託金はどうなってしまうのでしょうか。

2つのケースが考えられます。
まず、ゴルフ場が完成する前に倒産してしまった場合は、預託金の返還請求権は一般債権となってしまい、優先的に弁済を受けられず、預託金はまず戻ってきません。
倒産がゴルフ場の完成後だった場合は、倒産したゴルフ場を引き受ける会社があれば引き続きそのゴルフ場でのプレーが可能です。
しかし、預託金の返還については、その引受会社がどこまで肩代わりしてくれるかによりますが、多くの場合期待はできません。

また、倒産後にゴルフ場が競売にかけられるケースでは、競り落とした会社に預託金をメンバーに返還する義務はないため、こちらも預託金についてはあきらめた方がよいでしょう。
さらに、競売の場合ではメンバーとしてそのゴルフ場で引き続きプレーできるとは限らないことも注意しましょう。

会員権と税務

会員権の譲渡で利益が出た場合は、確定申告期間(毎年2月16日~3月15日)中に所轄税務署に確定申告書を提出する必要があります。
会員権を買った時点では消費税などの税金はかかりません。
課税算出方法は2種類あり、会員権を保有していた期間によって「短期譲渡」、「長期譲渡」に分かれます。

保有期間が5年以上の場合は長期譲渡です。

それぞれの計算式をご紹介します。

<短期譲渡の計算式>(保有期間5年以内の場合)
譲渡収入金額―(取得費+譲渡費用)-50万円(特別控除(注))=課税される金額

<長期譲渡の計算式>(保有期間5年を超える場合)
【譲渡収入金額―(取得費+譲渡費用)-50万円(特別控除額(注))×1/2】=課税される金額

 

長期譲渡では、短期譲渡に比べて課税所得が半分に減額される特典があるのです。

なお、譲渡所得の特別控除額の額は、その年のゴルフ会員権の譲渡益とそれ以外の総合課税の譲渡益の合計に対して50万円となっています。
これらの譲渡益の合計額が50万円以下の場合は、その金額までしか控除されません。

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まとめ

ゴルフ会員権の購入をはじめて考える方向けにいろいろとご紹介しました。

全国各地にあるたくさんのゴルフ場。
気にいったゴルフ場の会員(メンバー)になることで得られるメリットはたくさんあります。

予約が取り易く、ビジターより安いメンバーフィーでプレーができるほか、メンバー専用のコースを利用でき、競技会や研修会などにも参加ができます。
メンバーになるには、通いやすい立地や、整備やメンテナンスが行き届いた気持ちよく利用できるゴルフ場を選ぶとよいでしょう。

会員権の相場は、景気の他、季節にも影響されます。
価格はゴルフ場によって異なりますが、個人が購入する目安としては50~300万円くらいが妥当でしょう。
都心部からアクセスのよいゴルフ場の会員権は頻繁に取引されるため、会員権相場が安定傾向にありますが、地方にあるゴルフ場の場合には10万円前後のものも存在します。

会員権の取得には、様々な手続きを経る必要があり、個人で行うのは大変です。
おすすめは専門の会員取引権業者に依頼すること。
実績が豊富でノウハウに長けた業者を選ぶのがおすすめです。

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