創業者プロフィール

25歳の時に友人に誘われたことがきっかけでゴルフを始める。その後、シングルを目指してゴルフ会員権(360万円)を購入し、毎週末ホームコースへ。バブル経済下、ゴルフ会員権相場が騰がり始めたことをきっかけにゴルフ会員権の研究を重ね一時6つのゴルフ場のメンバーに。ゴルフ会員権の研究が命(趣味)になり、父の経営するコンサルティング会社を飛び出し大手会員権業者へ転職。35年以上に亘るゴルフ場および会員権の分析経験を活かして社会貢献したいとの思いから2017年9月にTKゴルフサービス(サイト)を開設。

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バブル崩壊直後のゴルフ会員権マーケット

嘘のようで本当の話です。

自分が大手会員権業者に勤務していた時(1992年~)、既にバブル崩壊は始まっていましたが、その時はバブルが崩壊したというよりも会員権の相場が下がり、買いのチャンスが到来したと捉えるゴルファーが大半でした。よって売りよりも買いの注文や問い合わせ、相談が圧倒的に多く、始業(9時)から社内の電話が鳴り響き12回線あった電話は一日中真っ赤に染まりました。

まさに『ひっきりなし』という言葉がピッタリの状況が18時まで続いたのです。その頃は携帯もメールもありませんでしたので連絡方法は固定電話しかありませんでした。また、予約なしの来店相談顧客も多数おり、接客ブースはいつも満杯で、時間待ちまで出るありさまでした。当時のゴルフ会員権購入層は企業の課長、部長クラスが多く、年齢層は50歳代が圧倒的に多く、ゴルフ場の会員の平均年齢も54歳と言われていました。また、法人も接待用にゴルフ会員権を積極的に購入したため会員権マーケットは買い希望者が殆どを占め、売りを探すテレコール(会員名簿を見て電話をかけて「使ってないようでしたら売ってください」)が小規模業者の当時の営業のスタイルでした。

買いは自動的に入って来ますので、どうやって売りを探すかがマーケティングの要となり、買い取りDMを出す業者も多かったため、ますます売り手が様子を見るという悪循環に陥っていました。売り手は「バブル期から比べると相場が下がってしまった」という感覚が強かったためか、完全に様子見(相場が戻るのを待つ)に入り、会員名簿から電話をかけても「使っているので売らない」という答えが大方で、全く相手にされません。他方、朝鳴り始めた電話は昼休みにピークを迎えます。多くのサラリーマンゴルファーが当時400社前後存在した会員権業者に一斉に電話で発注したため、12時~13時は同業者からの問い合わせ電話がひっきりなしに鳴り(会員権業界は仲間取引があります)、ランチを済ませて帰ってくると、同業者からの付箋メモ(ポストイット)が自分の受話器に短冊の綴らのように張られており、それはまるで千羽鶴のようでした。

そんな訳でトイレに立とうと思って立っても、お客様か同業者からの電話で行くに行けない、社員同士のおしゃべり等はもっての他という状況でした。あれから25年が経過しましたが、今は売り買いのバランスが逆転しています。四半世紀(25年)で世の中がまったく変わってしまっています。ホリエモンが、近畿大学の卒業式で『将来の事を考えて悩んでも意味がない。世界の頭のいい人たちは自分達が想像もつかないような事を考え、それを実現し世の中を勝手に変えていってしまいます。だから大事なのは今を生きる事です。今を一生懸命に生きる。それが出来なければ何も始まらない・・・」と伝説のスピーチしましたが、その通りだと実感しています。

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